旅行記

【宿泊記】趣とパンダが同居する紀州・白浜温泉むさしの『時鳥』

アドベンチャーワールドを一日中堪能した後は、『紀州・白浜温泉むさし』という旅館に宿泊しました。

 

離れにある『時鳥(ほととぎす)』という一番安いカテゴリーのお部屋に宿泊しましたが、大満足の滞在だったので今回は宿泊記をお届けします。

アドベンチャーワールドの旅行記はこちら。

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紀州・白浜温泉 むさし

日本三古湯のひとつ、白浜温泉

「温泉とパンダの町・白浜」と銘打たれているように、温泉はジャイアントパンダと並んで白浜を代表する観光資源です。

私も白浜温泉に関してはくわしく知らなかったのですが、道後温泉、有馬温泉と並ぶ「日本三古湯」のひとつであり、なんと1300年という長い歴史があります。

 

中でも今回泊まったむさしは『和邸(なぎてい)』というハイクラスのオーシャンビューの客室が有名で、日本夕日の宿百選にも選ばれています。

専用の展望風呂まであります…!!

 

むさしに到着

紀州・白浜温泉むさしは南紀白浜空港やアドベンチャーワールドから循環バスで20分程度で着きます。

「白浜バスセンター」のバス停の目の前の道路を渡ってすぐにあるので、迷う心配もありません。方向音痴的には非常にありがたい立地です。

一番安い部屋を予約しているのもあり、めちゃくちゃ立派な旅館だったのでびっくりしました。

 

格式高い雰囲気も感じつつ、ところどころにパンダの町らしさもあってほっこり。

ベンチに座っているパンダのぬいぐるみも全員違うお顔立ちでかわいい。左のふわふわパンダが好き。

 

品がありつつも関西人らしい?テキパキとした対応でチェックインもさくっと終わり、あっという間にお部屋に案内されます。

アメニティもパンダ多め。

 

離れ『時鳥』の客室

階段の多さはそこまで不便に感じない

私達は温泉があってそんなに高くなければいっか〜くらいのテンションだったので、海は見えないけど一番リーズナブルな『時鳥(ほととぎす)』という離れの部屋を予約していました。

 

公式サイトの説明にあるとおり階段が多いですが、チェックイン時はスタッフの方が軽々とスーツケースを運んでくれました。

単純に部屋からレストランや温泉に移動するときに階段が多いだけなので、スーツケースが重いからやめとこうかな…と思っている方は、そんなに不便じゃないので候補に入れて良いお部屋だと思います。

ちなみに、エレベーターは絶対使えないのかと言われるとそうではなく、やや遠回りになりますがエレベーターを使えるルートもあります。

 

お部屋チェック

ではいよいよ入室です!

部屋に入ると靴箱と少しの段差があります。お部屋の中にちょこちょこ段差があるので、転ばないように注意しましょう。

温泉旅館なんて何年も来ていないので、入ってすぐどーんと居間があるわけではなくワンクッションあるのがホテルと違っていてなんだか新鮮です。

照明もお花モチーフになっていてかわいい。

 

襖を開けると和室と洋室が続いています。

思っていたより全然広くて大満足です。洋室のソファも広い!

 

このローテーブルと座布団のセットを見ると、個人的にはおじいちゃんの家を思い出して謎の安心感を覚えます。

それにしてもこのおじいちゃんの家や旅館にありがちな印象があるこのテーブルの柄、なんなんでしょうか。笑

 

安いお部屋なので海は見えません。建物しか見えません。

まぁ一番安いお部屋だし、温泉入って寝るだけなので十分ですね。

 

ルームキー入れのポシェットがかわいい

ルームキーはかわいい和柄のポシェットに入れてあって、紀州材でつくられたタグもついています。

紀州材はめちゃくちゃすべすべの触り心地の木材で、アドベンチャーワールドの末っ子パンダ・楓浜の遊具にも使われています。

パンダも使っているものとおそろいって、パンダ好きとしてはなんだか嬉しいです。

 

ちなみに似たような柄のポシェットであれば売店に売っていました。(残念ながら同じ柄はなかったです。。)

 

フリードリンク

コーヒーやジュースはエレベーターのすぐ横にある『ふりーかふぇ』から持っていきます。

ここも少し段差があるので注意。

 

コーヒーや紅茶系は種類が豊富で、カプチーノや抹茶ラテもありました。

ジュース系はややレパートリーが少ない気もしますが、梅ジュースがラインナップに含まれているのは昔から梅の産地である和歌山らしいですね。

紀州材のタグや梅ジュース等、ところどころに地元の良いものを推していることが感じられて好感が持てます。

エレベーターから遠い部屋だと少し面倒かもしれませんが、食事やお風呂帰りにもらっていけば通り道なので、そこまで不便とは感じませんでした。

 

おいしいごはんと温泉

破格すぎる朝晩バイキングつきプラン

今回はJALパックで予約をしたのですが、朝晩バイキングつきのプランで航空券代を除くと一人6,000円程度。

朝食付きプランはよくありますが、夕食もついて温泉も入れてこの値段は激安です!

というわけでバイキングレストランの『錦』に向かいます。

 

実はレストランに行ったら、外から見る限りはお客さんは全員浴衣を着ていて「ここは浴衣が正装なの・・・?」と不安になったので、わざわざ一度部屋に戻って浴衣に着替えました。笑

洋服のままでももちろん良いはずですが、せっかく素敵な旅館に来たので浴衣のほうが雰囲気が出るのは確かです。

 

バイキングはかなり種類が豊富で、海が近いだけあってお寿司やお刺身等の海鮮系もたくさんあり、オープンキッチンでつくってくれる天ぷらやミニステーキもありました。

紀州らしい「梅そば」も美味しかったです。

海鮮好きとしてはかなり満足のいく品揃えでした。

 

大浴場へ

お腹いっぱいになったら今度はお風呂に向かいます。

客室にはスリッパの目印用にパンダの札つきのクリップが置かれています。

大浴場のあるホテルってよく自分のスリッパがどれかわからなくなりがちなので、嬉しい心遣いです。

 

それでは大浴場で一日の疲れを癒やします〜。

 

和邸専用の展望風呂や貸切風呂を除くと、大浴場、泡風呂、中浴場、露天風呂の4つのお風呂があり、大浴場と中浴場は自家源泉の「斉明湯」、露天風呂は海に近い源泉の「生絹湯」が使われています。

 

1階部分に中浴場と露天風呂、2階部分に大浴場と泡風呂があり、「お風呂だけで2階分使っているだと…!?」とその広さにはびっくりでしたが、どこも広々として温度もちょうど良く極楽な温泉でした〜。

 

【まとめ】むさしのホスピタリティ、最高でした

翌日は朝イチの飛行機で帰るため、早起きして朝食をいただきます。

朝食バイキングも美味しかったです。丼つくれるのが良い!

 

朝食後、大急ぎで準備をしてチェックアウト後にタクシーを呼んでもらうように頼んだものの、道が混んでいて空港の手続きに間に合うか微妙な雰囲気になってしまい、フロントの方の助言もあって結局バスで空港に向かうことになりました。

土地勘のない旅行先では、ホテルの方が親身になってくれると本当に安心できます。

バス停までの道も丁寧に教えていただいて最後まで心のこもった接客で、バタバタしつつもとても気持ちの良い滞在になりました。

  • 歴史ある旅館らしい趣とパンダのかわいらしさのバランスが絶妙で、一流旅館のホスピタリティも素晴らしい
  • 最安値の時鳥は想像ほど不便でもなく、眺望にこだわりがなければ十分快適(階段や段差は多いので要注意)
  • 朝晩のバイキングは種類が豊富!地域色のあるメニューが多いのも素敵
  • 温泉は広すぎてびっくりする。温度も熱すぎず温すぎず快適!

 

温泉も食事も良かったけど、なにより接客が本当に素晴らしかったので次もむさしに泊まろう!と自然と思えました。

みなさんも白浜旅行の際には宿泊先の候補に入れてみてはいかがでしょうか?

JALパックから予約する

じゃらんから予約する

 

私は次に泊まりで白浜に行くときは海の見える葵館のお部屋を予約してみようかなぁ、と思っています。

 

帰りもパンダだらけの白浜町

バス停で待ってたら、前後ともパンダグッズを身につけたパンダファンらしき方々でした。笑

パンダファンを自認する者として、次回は身につけられるパンダグッズを手に入れたい所存です。

 

ちなみにバスはアドベンチャーワールドのラッピングバスでした。かわいすぎるう〜〜!

 

中にもかわいすぎる良浜と楓浜親子がおりました。(この親子が見つめ合ってる写真大好き)

パンダがぎゅうぎゅう。集合体苦手の人には辛いかも。。

なんと天井もパンダ!!帰りもパンダ要素満載の白浜、最高です。

 

空港のカウンターにも小さいパンダがおりました。

アドベンチャーワールド以外でもパンダを探す楽しみがあるのは楽しいし、まさに町の象徴なんだなぁと感心します。

最近はテレビでも特集されることが増え、全国的な知名度も上がってきたように思うアドベンチャーワールドですが、逆に今までマイナーだったのが不思議なくらい魅力にあふれた場所でした。

ちなみにこの5ヶ月後にも日帰りで白浜を訪れたので、年に2〜3回は遊びに行く場所になりそうです。

 

1時間ちょっとのフライトを終えて羽田に着くと、隣がファンタジア塗装機でした。乗りたかった…。

あっという間だった初めての白浜旅行、めちゃくちゃ楽しかったです。

来年も2月は白浜で過ごそうと思います。

 

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